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東日本大震災発生後いわゆる“風評被害”と呼ばれるような買い控えが発生した.消費者におけるどのような心理的要因が買い控えにつながるのか,工藤・中谷内 (2014)はスティグマ (e.g., Walker, 2001)や二重過程理論 (e.g. Evans, 2003)をもとにSystem1的要因とSystem2的要因を抽出,福島県産農産物の購買意図に与える影響についてモデルを作成し検討を行った.この買い控えの二重過程モデルより,福島県産農産物の購買意図に対してネガティブ感情が負の影響を与える,つまり買い控えにつながる一方で,知識や論理的な判断が買い控えの抑制につながることが明らかになっている.しかし,この買い控えモデルはあくまで東日本大震災という文脈に限定的である.そこで本研究では,この買い控えの二重過程モデルについて,東日本大震災関連以外の買い控えの説明にも応用できないか,その一般化について検討を行った.なお,2014年12月にカップ焼きそば「ペヤング」に“異物”が混入する事件が発生した.それに付随して販売の中止や買い控え等の騒動へと発展した.本研究ではこの“ペヤング事件”の事例を取り上げ,二重過程モデルの一般性と各要因が購買に与える影響の相違を検討した.